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~初午大祭で「プチ菓子博」選べる菓子が好評~

熊本菓業青年会

プチ菓子博

 立春を迎えた二月、年中でもっとも気運が高まるとされる最初の午の日に合わせ、熊本城稲荷神社で「初午大祭」が行われました。午前零時の開始と同時に、境内には次々と参拝者が訪れ、夜の冷え込みを感じさせないほどの賑わいに包まれていました。

 境内では、スタートの零時から開運御座を求める人の長い列ができていました。熊手やお守りなどの縁起物を手に取る姿が多く見られ、世代を超えて大切に受け継がれてきた祭りであることが感じられます。

 ステージでは奉納舞台が披露され、一時間おきに行われる餅まきの時間になると、子どもから大人まで多くの人が集まり、境内には歓声が響きました。福男による「開運福拍子」では、威勢の良い掛け声と手拍子で参拝者に福を授ける場面も目にしました。

 この初午大祭に毎年出店している熊本菓業青年会(会長・井手宏一朗)も、今年も準備を重ねて当日を迎えました。事前に菓子組合の事務所に二回集まり、奉納菓子百五十箱の準備や販売内容の打ち合わせを行いました。例年は菓子の詰め合わせ福袋を販売してきましたが、今年は伊藤前菓青会会長の発案で、来場者が自ら好きなお菓子を選び、六個千円で購入できるバイキング方式に変更しました。「選ぶのが楽しい」「知らない珍しいお菓子に出会えた」と来場者にも好評でした。

 販売された菓子は、熊本県内のものに加え、鳥取県、福島県、兵庫県、福井県、栃木県、大阪府など全国各地の品々が並び、中にはオンラインでは購入できず、地元でしか手に入らない菓子もあり、さながら「プチ菓子博」に多くの人が足を止めていました。また、会員の店から仕入れた鯖寿司や赤飯、いなり寿司も販売され、昼時には「食事も一緒に買えてよかった」と話す人の姿が見られ予想を上回る反響がありました。

おてもちゃん

 販売ブースは終日人で賑わい、午後四時には完売しました。午前零時の開始時には、菓子組合のマスコットキャラクター「おてもちゃん」も登場し売り場に立つと、子どもたちや若い女性が駆け寄って記念撮影を楽しむ姿も見られ、初午大祭は、人々の願いと笑顔、そして地域の菓子文化が重なり合い、今年も心に残る一日となりました。

 熊本県菓子工業組合事務局・野田尚美

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