各地の菓子店探訪
愛媛県菓子店の投稿

いらっしゃいませ! 笑顔溢れる空間へ

母恵夢

 今回は、瀬戸内を代表する銘菓「母恵夢」を紹介します。

 「株式会社母恵夢」は、昭和31年に松山市の大街道商店街からはじまりました。

 バターや卵を使ったお菓子が贅沢だった時代に甘い香りの「母恵夢」の誕生はどんなに幸せを感じとれたことでしょう。

 昭和25年「バター万十」の名で発売し、3年後に「母恵夢」に改名しました。

パーク限定商品

 そして時は流れ、平成21年に愛媛県東温市に本社と工場が統合した「母恵夢東温センター」が誕生します。そこには、お菓子づくりのみに留まらず、スイーツパークという「母恵夢」をもっとも身近に感じていただける施設が併設されており、工場見学ができるエリア、パーク限定の商品があるお買い物エリア、店内の平釜で焼き上げた焼きモンブランや生母恵夢がテーブル席でいただける、焼きたて販売エリア、足湯に足つぼのこみちや牛の乳搾りなど、たのしい体験ができる体験エリアが用意されており、家族や友人と一緒に楽しめる遊び心溢れる空間が広がります。スイーツパーク内にいるスタッフは、終始優しい笑顔で対応してくれます。こちらも自然と笑顔になり幸せな気持ちにさせてくれます。自然豊かな山々の中で積み木を積み上げたようなたたずまいは、わくわく感とともに吸い込まれるようです。

母恵夢東温センター

 創立70周年を迎えるにあたり、四国だけにとどまらず、令和6年には東京、令和7年には大阪とふたつのブランドを設立し、また、今年の1月には愛知や関東で催事を展開するなど笑顔の輪を日本中に広げ続けています。

 社会情勢が不安定でGDPが落ち込む中、まさにものやサービスで付加価値を生み出す「母恵夢」は社会貢献への取り組みを実践しています。

 愛媛にいらっしゃった際は、是非東温市まで足を運んでいただき「母恵夢」の誕生から製品にいたるまでを体現していただき、そこから生まれる想像力や笑顔溢れる未来への夢を一緒に創造できればと思います。

 愛媛県菓子工業組合事務局・辻野若葉