お菓子を通じてみんなに笑顔を!
多数の行事を開催
兵庫県菓子工業組合では10月から11月にかけて、多くの行事を開催いたしました。
①10月1日から11月23日まで神戸市にて2年に1度開催される芸術の祭典「神戸ビエンナーレ」の協賛事業として、「神戸ビエンナーレスイーツスタンプラリー」を開催。参加店(41店舗)のスタンプ3個とビエンナーレ会場のスタンプ1個、計4個のスタンプを集めてご応募いただき抽選でお菓子やホテル宿泊券をプレゼントするもので、11月中旬現在、多くのご応募をいただいております。
②10月19日には石川忠久氏(埼玉県 豆の木、東和会会長)をお迎えし、神戸製菓専門学校にて技術講習会を開催。「朝生と焼き菓子」をテーマに5種類のお菓子を制作実演していただきました。豊かな経験に基づいた懇切丁寧な菓子製作の指導だけではなく、材料の地域性や商品のネーミング、店舗経営や人と地域の関わりといった幅広いお話をしていただき、有意義な講習会となりました。
③11月2日から6日は恒例の「姫路菓子まつり2011」を開催し、県内の菓子職人および地元菓子学校みかしほ学園の学生による工芸菓子25点の展示、上生菓子の制作実演、菓子教室、実演販売等を行いました。また、児童絵画展では子どもたちの描いた「夢のおかし」の優秀作品を実際にお菓子として制作し、たいへん喜んでいただきました。工芸菓子については審査員による審査と来場者による人気投票により、表彰を行いました。主な賞は次の通り。(匠の部のみ)
【近畿農政局長賞】岩佐康雄(ケーキハウスツマガリ)「天の風に乗って」
【兵庫県知事賞】宮田洋(加古川春光堂)「瑞翔」
【姫路市長賞】西村欣祐(西村清月堂)「百華の王」
【全国菓子工業組合連合会理事長賞】安達文輝(芦屋柳月堂玉川)「深山幽谷」
【兵庫県菓子工業組合理事長賞】土生田猛(神戸月堂)「侘」
【技術金賞】小竹睦夫(二つ茶屋)「雁来紅」
【私の選んだ工芸菓子】宮田洋(加古川春光堂)「瑞翔」
④11月19日から23日に「三田音菓楽」を開催。県内の菓子職人の工芸菓子展示、上生菓子の制作実演、親子和菓子づくり体験のほか、オーディションによって選ばれた80人の子どもたちと元宝塚トップスターの草笛雅子氏による「ヘンゼルとグレーテルと仲間たち」というミュージカルも上演しました。ミュージカル内では三田のお菓子を紹介する場面も盛り込まれ、音楽とお菓子が一体となった舞台はたいへん好評を博しました。
⑤11月20日には「第1回神戸マラソン」が開催され、前夜祭会場に工芸菓子の展示、マラソン参加者抽選会に賞品提供、給食ブースに羊羹の提供をいたしました。マラソン開催日当日は天候にも恵まれ、無事に終了しました。
兵庫県菓子工業組合事務局・奥山優子