宮崎県レポートの投稿
チーズ饅頭でのふれあい
子供たちのお菓子つくり体験
八月十八日(月)から二十日(水)宮崎市教育委員会主催の「がんばろう東北 子供たちふれあい交流事業」が実施されました。
東日本大震災から三年が経過し、被災地においては復興が進んでいるとの事ですが、多くの方が仮設住宅で暮らすなど、いまだ不自由な生活を余儀なくされており、継続した支援が求められています。宮崎市では震災直後より職員派遣や、宮城県山元町の中学生を招待するなどの支援をされていますが、本年度は教育分野における発展を図ることを目的とした交流会、体験活動、ホームステイなどが計画されました。
宮崎支部(宮崎菓子協会)は「お菓子つくり体験」のお手伝いを組合員の日章学園の協力により、パテシエ科の実習室にて行いました。お菓子は宮崎名物チーズ饅頭です。子どもたちは用意された生地でチーズをくるみ、形を作っていきます。その姿は真剣そのもの。最初はなかなか丸く包めない様子でしたが、組合員をはじめ、日章学園の先生や在校生からの指導で良い形ができ一安心の様子でした。いよいよオーブンに入れて焼き上がりを待ちます。良い匂いにつつまれながら、佐藤理事長のトーク付きねりきり実演もさらに真剣に見学していました。
焼き上がったチーズ饅頭をそれぞれお土産用にラッピングして、残りは試食です。初めて体験した焼き立ての味は皆様に大変好評で、報道のインタビューに「宮崎の人は優しいと思います。美味しいです」とありました。
山元町の中学生は三日間色々な体験をされたという事ですが、お菓子つくり体験も良い思い出となることを願います。
宮崎県菓子工業組合事務局・大西みつ子