宮崎県レポートの投稿
売れ筋商品の紹介など実用的
六年ぶりの菓子講習会
まだまだ寒さの続く二月十八日、宮崎県菓子工業組合において菓子講習会が開催されました。汚染米対策事業、口蹄疫、県内外の自然災害などの影響で六年ぶりの講習会となりましたが、次世代の息子さんなどの同行もあり、三十六名の参加でした。
講師は隣県鹿児島の小城製粉株式会社開発室 深野嘉朗氏と和菓子部の今村秀男氏です。
午前十時開会/①フルーツわらびもち/②もちもち焼き/③売れ筋商品の紹介・原料の紹介/(昼食)/④しょうゆもち/⑤米粉シフォン/午後三時終了
前日からの準備でスムーズに講習会は進められ明るい講師の講義であっという間に終了時刻となった次第です。
個人の感想ですが、素人目には便利な原料が只々驚きと映り、もしかして自分にも作れるかも知れないなどと勘違いしそうになりました。
売れ筋商品の紹介は非常に参考になり取り入れてみたいと思われた店主も多かったのではないでしょうか。また、Pマンナンの使い方や最近話題の米粉一〇〇パーセントのお菓子などに関しても同様に思われます。参加者からの質問に対しても分かりやすく親切に答えていただきました。
組合員の減少に何事も縮小せざるをえない現状ですが、今回の菓子講習会は場所の提供や材料の協賛、お手伝いなど多くの方のご好意があり無事開催できたと役員一同感謝の意を述べられました。次回からも今回以上に次世代の人達の参加が増えるような講習内容を検討する課題が残されました。
宮崎県菓子工業組合事務・大西みつ子