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ひたちなかスイーツ「イチゴダッペ」

~開発から販売まで~

イチゴダッペ 茨城県菓子工業組合那珂湊支部が、地域活性化の一環としてひたちなか商工会議所と共同で「地場産品を使用とする」を原則に開発した商品である。

 まず「地場産品」の選定段階で「干し芋」「海産物」などたくさんある中から、地元阿字ヶ浦地区で生産している「イチゴ」(パインベリー)を使うことが決定した。そして年間を通して使えるよう、ジャムに加工することにした。(加工はイチゴ農家婦人部に依頼)

 次に、各店での試作や何度かの会議で絞り込み「ダックワーズ」にすることになった。

 そして、試作品の試食会や意見交換を繰り返し、納得のいく商品が完成した。

 問題の商品名は、なんと、会議中の一言、茨城弁で「地場産品は、いちごだっぺー」で「おっ、それいいじゃん」と一発決定!

 商品名らしくカタカナにして「イチゴダッペ」となった。

 イチゴダッペの「ダッペ」とは、茨城、特に三浜地区(那珂湊・平磯・大洗)の方言で「だよね」「だろう」の意味の言葉である。パッケージ・デザインは那珂湊で活動中の美術大学の学生さん(みなとメディアミュージアム実行委員会)に依頼をした。

 こうして、いろいろな方たちの協力のもと「イチゴダッペ」は出来上がり、平成23年3月15(イチゴ)日、発表会を予定し招待状も送ったその矢先、東日本大震災(3・11)で延期を余儀なくされた。それから、2か月遅れで5月15(イチゴ)日、ようやく発表会を開催することができマスコミにも取り上げられ、大成功となった。

 以後、各種イベントなどに積極的に参加をしてPR活動に取り組んでいる。

 茨城県菓子工業組合那珂湊支部支部長・栗原明男

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