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白山神社菓道会が献菓祭

奉納後の菓子は福祉施設に贈呈

奉納された菓子 新潟県菓子工業組合新潟支部と新潟市餅業支部の有志で作る白山神社菓道会は、毎年6月16日の和菓子の日前後に菓子業界の発展を願い白山神社に菓子を奉納していて、今年で58回目となりました。そもそもの事の由来は、1964年6月16日に発生した新潟地震の復興を祈願し翌1965年に始まりました。奇しくも和菓子の日と新潟地震発生の日が同じというのも、偶然とはいえ何か不思議な縁で結びついている様な気がします。

 今年は新潟市支部12店舗、新潟市餅業支部8店舗の合計20店舗が参加しました。参加組合員の減少によりピーク時からは参加店舗が減少しているものの、現状を考えるとまずまずではないかと思われます。

献菓祭 新潟市餅業支部は流石に献上するのは全店新潟名物の笹団子という状況が、最近は続いていますが、当初から笹団子なのかは分かりません。他の品物でも良いのですが、やはり皆さん統一されているのではと思われます。

 少し前の話になりますが、献菓祭50周年を迎えた時には記念として献菓祭終了後、白山神社から菓道会のメンバーと宮司が行列を組みメインストリートを雅楽の先導のもと1時間程かけて練り歩きながら、各社のお菓子を振舞ったそうです。

 又、32年ほど前から奉納後の菓子を福祉施設に贈呈しており、今回も市内の菓子店が作った笹団子、せんべい、羊羹など和洋様々な自慢の菓子を贈呈しました。

 障がい者の就業支援などに取り組む新潟市障がい福祉施設連絡協議会会長の石井裕子様、事務局の上橋潔様が市内8施設を代表し受け取りました。

 今年も事務局を通じ約100人の利用者に配られたそうです。

 新潟県菓子工業組合専務理事・古川雅英

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