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にいがた花より餡子めぐり

和菓子店巡るスタンプラリー

テレビCMとポスターでPR

 昨年11月1日(火)~今年の1月31日(火)迄の3ヶ月間に亘り、にいがた花より餡子めぐりと題しましてコロナの感染拡大により影響を受けている、和菓子業界の活気を取り戻す事と普段和菓子をあまり食べない人、和菓子専門店に対し敷居を高く感じている人、「若者」をメインターゲットとして、新潟和菓子の魅力・存在感を発信する事を目的に企画しました。

 手段としてスタンプラリーを実施し、お客様から各地域の和菓子を目的にその町そして菓子店を訪ね、その人柄・店柄を感じて頂く。併せて、インスタやツイッターなどでお客様から数多くの画像を発信してもらう事で、数多くの和菓子を食べて頂く機会を作りました。

 スタンプラリーは500円以上の購入で1スタンプ貯まり、5個集めると和菓子の詰合せが当たる抽選に応募できる。

 和菓子のPR宣伝として、和菓子の代名詞である「餡=あんこ」と「新潟」を重ねた「新潟aaaan(新潟餡)」をキャッチコピーとしたテレビCM、ポスターの作成によりPR広告を展開。又、和菓子フォトコンテストは、ターゲットを20~30代の女性に絞り、インスタグラムでハッシュタグ花より餡子めぐりを付けて投稿してもらい、優秀作品に賞品を贈呈といったような内容でイベントを開催しました。

 今まで市町村地域単位でのイベントはありましたが、新潟県菓子工業組合が主催し新潟県全域で行う事が初めてという事で、上越・中越・下越・佐渡の4エリアに分け参加店を募りました。果たして参加店が集まるのか不安な気持ちが大きかったですが、実際に募集を開始したら100店舗の予定に対し、131店舗176店の参加がありました。そのうち非組合員が11店舗参加となり、非常に嬉しく思いました。

 最終数字はスタンプラリー応募者が598人、売上2,500円×598人= 1,495,000円となりましたが、最低応募額が2,500円の為実際の金額はこれより上と思われます。フォトコンテストは243人の参加でした。

 何分にも初めてのイベントであり、結果として「こうすれば」・「ああすれば」良かったのではと反省点も多々ある物の、何とか無事終了する事が出来ましたし、何より和菓子の良さを知ってもらうというコンセプトは達成出来たと思われます。お客様からの意見もこのような企画を待っていた、今後も継続して欲しいとの意見が多く寄せられました。

 今回のイベントが、和菓子業界の盛上りの1つになれば幸いです。

 新潟県菓子工業組合専務理事・古川雅英

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