豆類創作菓子審査会
お菓子まつり
日本中が自粛、自粛をしいられ心身ともに落ち込む日がつづきました。先の見えない日々に不安がつのっておりましたが、収束には程遠いもののウィズコロナ的な日常がもどりつつあります。宮崎県菓子工業組合としてもお菓子まつりを開催することになりました。きっかけは全菓連の豆類振興事業「菓子まつり」助成金募集への応募でした。応募にあたり抽選結果に関係なく組合独自の豆類創作菓子のコンテストの開催をすることが決まりました。
まず、組合員にコンテストの案内からです。「豆を使用したお菓子」漠然としている上に原材料、栄養表示も必須ということで皆様ご苦労されたみたいですが、17社より21作品の応募がありました。
会場、審査委員依頼、審査方法、表彰式、景品など過去の資料を元にいろいろな方にご協力いただき令和4年11月5日、6日お菓子まつり「豆類創作菓子審査会」が開催できました。開催前日、応募作品や販売用お菓子など搬入していただき当日には審査会場つくりから審査試食用,陳列など神経をつかう細かい作業も役員、組合員、審査委員にご協力していただきどうにか審査会開始でした。5名の審査委員に菓子博の審査表同様の審査をしていただき上位3名が選ばれました。最優秀賞は御菓子処光仙・浜砂盛光作「子安餅」、審査員賞2作品は㈲桐木神楽堂・河野敏満作「新雪」、浅井万十店・柚木敏修作「和カロン」です。最優秀賞の浜砂盛光氏は幾度となく試作品に取り組み、眠れない日もあったとかで翌日の表彰式では感無量の表情が印象的でした。
表彰式は宮崎支部の「夢のお菓子デザイン画」の表彰式と同じステージで行われ第3回豆類創作菓子審査会が終了いたしました。組合員からの買取菓子でのふるまい及び販売も無事終了です。都城支部からの出店もあり、宮崎市のお菓子、都城市のお菓子、児湯郡のお菓子などにぎやかな「お菓子まつり」となりました。これからもずっと皆様に笑顔でおいしいお菓子をたくさん食べていただけたらと切に願った次第でした。
宮崎県菓子工業組合事務局・大西みつ子