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嘉祥の日

16種類の和菓子を神前に奉納

平澤八幡宮

 6月16日は平安時代に国内で疫病が蔓延したことから、当時の天皇が餅や菓子を神前に供え疫病の退散を祈願したという言い伝えがあり、「嘉祥の祝」と言われ室町時代まで受け繋がれ、江戸時代では「健康と招福」を願う行事になったとの言い伝えから、松江菓子協会は、市内の平澤八幡宮を訪れ、16種類の和菓子を神前に奉納しました。神職が新型ウイルスの収束と、平穏な日常生活が戻ることを願った祝詞をあげた後、厳粛な雰囲気の中、参加者全員が玉串を捧げて無病息災と商売繁盛を祈りました。当日は松江市・島根県産技術センター・業者の方の参加もありました。地元テレビ局の取材もあり6月16日は「和菓子の日」の周知にも繋がりました。

 今後、毎年和菓子の日には、健康と招福を願って神前にお参りすることになりました。

 また、同協会の取り組みとして、毎年春と秋の2回、茶の湯・菓子の文化に触れあう催しを開催しており、毎回楽しかったの声をたくさん聞きます。今年も10月に開催を予定しています。子供たちに大人気の和洋菓子作りも今年は人数を増やしての開催となります。沢山の楽しかったの笑顔が見られることを楽しみにしています。

 松江菓子協会・山口周平

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