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菓子業界の発展を祈願

菓祖中嶋神社四国分社例大祭

中嶋神社四国分社例大祭

 菓祖中嶋神社四国分社は、松山市の道後温泉本館から道路をはさんで南側の小高い丘に鎮座する「湯神社」の摂末社で、昭和32年に四国四県の製菓業者によって、兵庫県豊岡市の菓祖中嶋神社の御分神「田道間守命」を迎えて四国分社として創建されました。駐車場には数年前に「道後温泉 空の散歩道」という展望スポットができ、足湯を楽しみながら道後温泉本館(現在修復工事中)をはじめ、道後の町並みを一望することができます。

 5月19日は毎年恒例の中嶋神社四国分社例大祭が執り行われ、当日は県内の組合員から多くの献菓が奉納され、組合役員他支部代表20名が参列し、野口光比古宮司を祭主として、烏谷禰宜による祝太鼓にはじまり、宮司による例大祭の祝詞と共に、菓子業界の発展を祈る祝詞も奏上され、大神の大御稜威によりコロナ禍が完全に収まり穏やかな日常が訪れること、さらには、菓子店の繁栄と菓子業界の発展を願い厳かに執り行われ、その後、参列者がそれぞれ玉串奉奠を行い神事は無事終了いたしました。

 本来ならば四国各県、菓子関連企業、関係団体等にもご案内し、献菓祭終了後は場所を移し直会(なおらい)でしばし歓談するところですが、残念ながら一昨年から直会は3年続けて自粛中止となりました。

 それでも、道後温泉界隈は観光客の姿も確実に増えており、湯神社にも朝早くから道後温泉の宿泊客が参拝に訪れていました。コロナ禍・諸物価の高騰等から解放され業界に活気が戻ることを祈願してやみません。

 愛媛県菓子工業組合広報部

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