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第十四回姫路菓子まつり

子供たちとともに未来へ

児童絵画展表彰式

 第25回全国菓子大博覧会・兵庫(姫路菓子博2008)を記念して、その翌年から開催している「姫路菓子まつり」(主催/兵庫県菓子工業組合・姫路菓子組合)が、今年も11月2日から6日までの5日間、世界文化遺産国宝姫路城の目の前に広がる大手前公園を会場に開催されました。暑い日も数日続く等、ほぼお天気にも恵まれ、7万人を超えるお客様にご来場いただけた菓子まつりは、姫路市の秋を彩る定番事業となっています。

 「歴史ある菓子の町・ひめじ」をテーマに「城菓町・姫路」を表す地元の銘菓、そして兵庫県各地から集まった様々な和洋のお菓子が多くのお客様をお迎えしてくれます。

 会期中毎日変わる姫路の上生菓子と銘菓をお茶と共にお楽しみいただく「今日の逸品」や、「登録無形文化財」に技術・製法が無形文化財に登録された菓銘をもつ生菓子としての上生菓子の製造実演。菓子作りの匠たちによる精工な作品と、菓子作りを学ぶ学生たちによる楽しく斬新な発想で作られた和洋工芸菓子の数々は、毎日多くのお客様に感動をもって楽しんで頂けました。

 特に今年は、姫路城が日本で初めて世界文化遺産に登録されて30年の記念の年。海外からの多くのお客様もお迎えし、出店者や担当者も身振り手振りを交えながら、流暢な(?)外国語を駆使して、笑顔の国際交流に一役買っていました。

手しごと子どもツアー

 さて今年は、未来を託す子供たちとお菓子との係わりのある事業を少しご紹介いたしましょう。

 真っ白なシェフの帽子を被った子供たちが、このお菓子はどうやって出来ているのかな? この機械は何ですか?等とお菓子屋さんの仕事に興味をもって会場内のお店や展示を巡る「手しごと子どもツアー」。城下町ならではの歴史やエピソードも含めた紹介をしながら和菓子作りを体験してもらう和菓子教室では、真剣な眼差しをキラキラと輝かせながら作業をしている小さな匠たち。「食べたいな、こんなお菓子」と夢を膨らませて描いてくれた夢のお菓子児童絵画展。特にこの絵画展に出品してくれた子供たちの作品の中から選ばれた2作品は、姫路のパティシエによってお菓子として実現してもらえるので、みんな一生懸命に夢を描いてくれています。「えー、このお菓子、食べたーい!」「どこで買えますか?」等とあちこちから大人の声も聞えて来ていますよ。

 様々なお菓子を見て、食べて、作ってみてと、いつもとはちょっと違った体験をした子供たち。こうした目を輝かせてお菓子を楽しんでくれる子供たちがいてくれることは、本当にありがたいことですね。

和菓子教室

 最後に姫路菓子組合の有元理事長のことばで締めたいと思います。

 「私は日頃より『お菓子は心を育むもの』と信じております。世界は戦争や自然災害など、悲しい出来事が日々伝えられています。そうした中にあって、私たちの『菓子』という仕事は、人に笑顔と幸せをお届けすることのできる世界共通のものと思うからです。これからも多くの人に幸せをお届けすることが出来るよう努めてまいります」

 兵庫県菓子工業組合事務局長・日崎隆広

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