イベント開催&レポート
愛知県レポートの投稿

洋菓子講習会が開催されました

生菓子や焼き菓子4品

 愛知県菓子工業組合の洋菓子部会は、愛知県洋菓子協会及び森永乳業協賛のもと、10月24日(火)に洋菓子講習会を開催いたしました。これまで会場としていた愛知菓子会館が改築中のため、昨年に引き続き、名古屋市港区の「東邦ガス株式会社 プロ厨房オイシス」を会場に行われました。

 講習会の冒頭、組合の後藤敬理事長の挨拶が行われ、森永乳業㈱フードソリューション研究所の山﨑雅之パティシエを講師に30名ほどの受講者が参加し、活気あふれる講習会となりました。

洋菓子講習会

 講習会のテーマは「冷凍可能な懐かしくも新しいスイーツ」で、生菓子や焼き菓子4品を題材に、原料の選定や技法についての説明が行われました。

 昨今は人手不足に悩まれるお店も多く、計画生産のための冷凍化は興味を持たれる方も多く見受けられ、また、参加者からは、講習会終了後も講義で紹介された食材を実際に使用することを想定した質問があり、意義のある講習会になったのではではないかと思われました。

菓子製造技能検定実技試験事前説明会

菓子製造技能検定実技試験事前説明(講習)会

 11月27日12時30分から、名古屋市中村区の名古屋ユマニテク調理製菓専門学校・名駅東校舎・2階、3階教室で、愛知県菓子工業組合主催の「令和5年度菓子製造技能検定実技試験事前説明(講習)会」が開催されました。

 講習会の受講者は洋菓子(1級、2級)が4名、和菓子(1級、2級)が5名で、講師は組合員から洋菓子2名、和菓子各2名、補佐員各2名が務めました。

 最初に、受講者、講師は全員が2階教室に集合し、事務局、講師から全体の進行や注意事項などが説明された後、2階教室は洋菓子、3階教室は和菓子に分かれて、それぞれの課題に取り組みました。

課題に取り組む受講者

 課題は、洋菓子1級が「2種類のボンボンショコラ(トリュフ、モンブラン)の製造」「デコレーションケーキの仕上げ」、洋菓子2級が「ビスキュイアラキュイエール」「デコレーションケーキの仕上げ」、和菓子1級が「織部模様の薯蕷饅頭5個」「練り切り製品(はさみ菊)1個」「羊かんの紋様埋め込み加工・餡すり込み加工及び扇型羊かんの包丁仕上げ」、和菓子2級が「小麦饅頭5個」「練り切り製品(斜めへら返し切り菊)4個」「どら焼きの皮10枚」。

 洋菓子、和菓子とも、受講者は真剣に課題に取り組み、講師の組合員が時には実演も交えながら熱心に指導しました。

 なお、令和5年度の「菓子製造技能検定実技試験」は、令和6年の1月29日に、同じ名古屋ユマニテク調理製菓専門学校・名駅東校舎で実施されます。

 愛知県菓子工業組合・柴田心