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道後温泉湯神社初子祭

縁起餅まきに菓子を献上

献上菓子を奉納

 「日本書紀」にも登場する日本最古といわれる道後温泉。

 その横には小高い冠山が有り、頂上には駐車場と湯の神を祀る「湯神社」、そして1957年に四国四県の製菓業者によって、兵庫県豊岡市にある製菓・柑橘の祖神である中嶋神社の御分神「田道間守命」(たじまもりのみこと)を迎えて、四国分社として創建された「中嶋神社分社」が有ります。

 中嶋神社では、春と秋に「大祭」を行うほか、湯神社と合同で、毎年1月第二日曜日と成人の日の2日間にわたり、年始めの最初のお祭り「初子祭(はつねさい)」が開催されます。

 初子祭は、道後温泉の繁栄や開運を願うと共に、道後地域の活性化を図るお祭りで、湯神社祭神の大国主命がネズミに救われたという伝説に基づき、古くから旧暦11月の初めての子(ね)の日に祭りが開かれるようになり「初子祭」の名がつけられたと言われています。

 縁起餅まき、どんど焼、福引、餅つき、獅子舞、水軍太鼓など様々なイベントがあり会場は賑わいます。子供の餅撒きもあり、子どもから大人まで楽しめます。

 コロナ禍の為、昨年までは縮小開催をしておりましたが、3年ぶりに全面開催となった今年は、1月7、8日の2日間開催され、待ちわびた大勢の氏子さんが集まりました。

縁起餅まき

 愛媛県菓子工業組合としては、組合員から献上菓子を集め奉納させて頂くほか、神事にも参加し餅まきのお手伝いもさせて頂いております。

 縁起餅まきは、1日4回神事を終えた紅白もちを、櫓から一斉に相集った皆様にまき福がもたされます。一部のもちには当たりくじが付いており、自転車他豪華な景品が当たります。組合員からの献上菓子もここで利用されております。

 道後においでの際は、是非御参拝下さい。

 愛媛県菓子工業組合青年部部長・大橋成行

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