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春季例会『SNSの活用』を学ぶ

静岡県菓子工業組合

講師の岡崎理枝子先生

 静岡県菓子工業組合では土井新理事長として最初の『春季例会』が2月8日、静岡県の中央である静岡市の中島屋グランドホテルに於いて開催された。春季例会は前理事長の若月氏が新年会を交流と研修の場にと始めたもので恒例行事として定着、今年はどんな企画がされるか楽しみになった。今回は株式会社オリーズデザイン代表取締役の岡崎理枝子氏を講師に『販路開拓・拡大のためのSNS活用法』について講話をいただいた。講師及び講演の詳しい内容についてはたまたまこの菓子工業同新聞の2月号から全菓連の研修会の記事として詳しく紹介されているのでとくと御覧頂きたい。

先ずは『菓祖神』拝礼から始まります

 お店の宣伝もこれまで宣伝媒体としてはダイレクトメール、チラシ、新聞広告などが主であった。インターネットの時代では手軽で少ない費用で効果の期待できるSNSの活用は大いに学習する価値がある。これは小規模の店舗でも手早く安価で大いに役立が反面リスクもある。特に高齢者には分かりにくく二の足を踏むことにもなる。今回は皆に分かりやすく、この勉強をして頂こうと岡崎先生をお招きした。

土井宣博理事長あいさつ

 会場に向かう電車の中での出来事を紹介したい。電車の優先席に私を含め男女6名の高齢者が座っていた。5名の方すべてがスマホに夢中になっていた。車内では「優先席では携帯電話の電源を切るかマナーモードにしてご迷惑にならないようご協力ください」とアナウンスされていたが皆さんは悠然とスマホに熱中されていた。車内を見渡すと80%位の方がスマホを手にしていた。優先席のスマホ使用はいただけないがこれだけ万人に普及している様子を見て今回の演題は正に的を射たものと確信した。苦手と思っていた高齢者にもスマホは必需品となっているのだ。SNSの活用はこれからの商売に大きな影響を与えることは間違いない。しかし、それにはITの正しい知識と活用法とリスクについてしっかりと学習する必要がある。特に私の様な高齢者には絶対だ。

ご来賓の中小企業団体中央会・永田文子氏

 研修会ではプロジェクターとテキストを使用して優しく分かりやすく説明して頂いたので初心者にも好奇心と期待感が湧いた。また、工業新聞で改めて記事を読み復習することができたことも幸いであった。まだまだ研究の余地は沢山あるが実践しながら知識を深めていくことが肝要だ。

 新年会は会場を移して立食パーティで行われたがここでも先生に同席して頂き気軽に質疑応答をしていただいた。終了後、先生には夜景が華やかで賑やかな静岡市内をご案内して「牛すじ」や「黒はんぺん」が特に美味しくて評判の静岡名物〝しぞーかおでん(静岡おでん)〟もしっかり召し上がり堪能していただいた。

 静岡県菓子工業組合顧問理事・森田紀

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