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作りたての富山のソウルフードを銀座で

あやめ団子

 富山県菓子工業組合は、富山県内でしか味わうことが出来ない富山のソウルフード(菓子)の実演販売を東京の中心「銀座」で行いました。

 東京都中央区の松屋銀座では2024年5月15日~28日まで、地方共創を目的とした松屋銀座全館フェア「BEAUTIFUL MIND 毎日ひとつ私と誰かにいいことを」を開催しました。全館で富山をPRするこのイベントの核となる1階催事会場「スペース・オブ・ギンザ」に於いて、2024年5月22日(水)~28日(火)の1週間、富山県菓子工業組合に加盟する7店が日替わりで富山の人気和菓子を実演にて紹介しました。

 初日に担当した石谷もち店(富山市)の「あやめ団子」は、開催前からSNSでも話題となり、開店と同時に長蛇の列となり最長2時間待ちの大盛況となりました。

松屋銀座で富山をPRするイベントを開催

 あやめ団子は富山を代表するソウルフードで、一般的な団子とは違い富山県特産のもち米(新大正米)を主原料とした柔らかい餅のような食感が特徴です。また団子にたっぷりと絡むタレも特徴的で、沖縄産の黒砂糖を使用し濃厚で独特な味わいです。富山市内では各店それぞれ特徴あるあやめ団子を楽しむことが出来ますが、翌日には固くなるので県外に出ることのない商品です。

 購入されたお客様からも「東京で作りたてが食べられるとは思わなかった」「また東京に来てください」と、満面の笑みでお喜びの声を多数聴くことが出来ました。

 また期間中は、引網香月堂(富山市)による和菓子体験教室や日本酒と和菓子のペアリング会などを開催しイベントは大いに盛り上がりました。

 五郎丸屋(小矢部市)と引網香月堂(富山市)が期間を通して参加したほか、石谷もち店、松木菓子舗(氷見市)、昌栄堂(黒部市)、立山堂(富山市)、ボン・リブラン(富山市)が1日交代で出店しました。

 県外にあまり出ることはない富山で親しまれる伝統的な美味しい和菓子を、東京の中心「銀座」で多くの人に知って頂くよい機会になったと思います。

富山県菓子工業組合理事長・渡邉克明

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