夏の菓子まつり
小学生以下対象お菓子教室も開催
山梨県甲府市には県内の地場産品を一同に販売している「地場産業センターかいてらす」があります。宝飾品・ワイン・印伝・印章・工芸品と山梨県菓子組合の会員のお菓子が売り場に並んでいます。「ここに来れば県内のお土産が揃う」ということで観光客にも人気の場所です。
この地場産業センターで7月6日・7日と「夏の地場産まつり」が開催されました。センターが一年に4・5回このイベントを主催している中で、日頃お世話になっているセンターに菓子組合として少しでも盛り上げて集客につながるよう協力しています。組合では「山梨の菓子まつり」とし2日間の午前・午後の一日2回、数量限定でお菓子の無料配布をしています。毎回菓子まつりには無料配布のお菓子を考えますが、今回は水ようかん。配布の時間には行列ができます。笑顔で受け取っていただきこちらも嬉しくなります。少しでも涼しさを味わっていただけたと思います。
また午後には子供お菓子教室をしました。コロナ禍以来久しぶりのお菓子教室です。小学生以下のお子様が対象で、今回はオムレットケーキに挑戦です。大き目のどら焼きの皮に生クリームを絞りフルーツを乗せてラップで巻いて完成。生クリームを多く絞りすぎて苦戦している小学生や親御さんに手伝ってもらっている小さなお子様など賑やかな歓声の中終えることができました。参加したお母様から「ずっと前から子供と一緒に楽しみにしていました」と声をかけられたり、子供さんから「楽しかった!」と満面の笑みで話しかけられたりしました。
七夕で梅雨の時期でしたが40℃に迫る猛暑の中、約2,000人もの来場者がありました。会期中はセンターでは普段取り扱いがない生菓子の販売も行い毎回好評です。お客様は県外の方が多く、山梨ならではの個人店のお菓子が喜ばれます。
このようなイベントを通して多くの方に山梨ならではのおいしいお菓子を味わっていただけるよう努力していきます。
山梨県菓子工業組合理事長・内田長久