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「かるかん」が鹿児島県ふるさと認証食品に!

鹿児島県菓子工業組合ホームページ

 歴史と伝統のある鹿児島の「かるかん」が「鹿児島県ふるさと認証食品」に選ばれ、鹿児島県菓子工業組合が認証機関となりました。

 「かるかん」は、自然薯と米の粉と砂糖だけで作られる素朴な薩摩伝統の郷土菓子で、質実剛健の薩摩気質を映し出す菓子として永く人々に親しまれています。

 「かるかん」の最古の記録は、1699年第20代島津綱貴公50歳の祝宴に出されたとあり、それ以降、格式高いお菓子として、日本各地の雄藩で、祝宴に使用されるようになりました。また、かるかん登場から約150年後、餡入りのかるかん饅頭が登場し、ふっくらとしなやかな弾力性と餡の力強さが一体となり、更に魅力を増し日常的なお菓子となっていきました。

認証マーク

 「ふるさと認証食品」とは、県内に古くからある伝統の製造方法による食品や、特徴ある県産原材料の良さを活かした食品、また独自の技術により生産された特色のある食品について、製造方法や使用原料等の基準を定め、これに適合するものを「ふるさと認証食品」として認証し,品質のよい地域の特産品であることを表示する制度です。

 組合では、鹿児島県の担当課と昨年より協議、検討を進めてまいりましたが、認証基準が確定し、今年初めての認証申請の募集を始めました。募集期間は9月1日から10月31日の2ヶ月間です。

 詳しい内容は、組合ホームページ内「ふるさと認証食品」のページに掲載しています。組合員で認証申請を希望する方は、ホームページTOP⇓「ふるさと認証(かるかん)」をクリックし「認証基準」を確認して、申請様式をダウンロードして記入し、組合事務局に提出してください。

 パソコンの苦手な方は、どうぞ気兼ねなく組合事務局にご連絡ください。申請書類一式をお送りいたします。

 認証の判定は審査を経て、1月に開催される県関係課、大隅加工技術センター、消費生活センター等で構成される判定会議において確定いたします。

 認証されたものには,認証マーク(全国共通のEマーク)をつけることができます。Eマークとは、優れた品質(Excellent Quality),正確な表示(Exact Expression),地域の環境との調和(Harmony with Ecology)の英語の3頭文字を食品の「品」に図案化したものです。

 「かるかん」が「ふるさと認証食品」に選ばれたことで、更なる品質向上及び認知向上が期待されます。

 鹿児島県菓子工業組合事務局長・惠島理子

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