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青年部中部ブロック岐阜大会

コロナ禍明け初の本格開催

部員交流会

 第12回全国菓子工業組合連合会青年部中部ブロック岐阜大会が7月23日岐阜市長良川温泉「十八楼」で開催され、コロナ禍明けで初めての本格的な中部ブロック大会となり、中部地方各地から約50名の青年部員が参加された。全菓連からは平山伸治副理事長、竹本青年部長、全菓連事務局が参加された。大会に先立ち、記念講演として岐阜市に拠点をもつ和菓子店「ツバメヤ」岡田さや加社長。老舗油問屋「山本佐太郎商店」山本慎一郎社長をお招きし「岐阜発!新しい価値の創造~ブランディングとチャレンジ~」と題し行った。岡田社長からははじめは和菓子屋からのスタートではなかったが、様々な飲食店経営のなかでの経験、人との出会いを通じて岐阜市の柳ケ瀬から愛知、東京への展開に至った商品のブランディングの等の手法を聞いた。山本社長も同様に油問屋からサブレ、かりんとうと自社の油と素材を生かし、それを作り上げる職人との出会いがいまの姿になっているとお話し頂いた。

青年部中部ブロック岐阜大会

 本ブロック大会開催にあたり、中部ブロックのメンバーである石川県で年初に起きた「能登半島地震」に対し黙禱を捧げた。

鵜飼を楽しむ参加者

 ブロック大会では各県の事業報告をしていただいた。石川県では予定していた事業が地震の為出来ておらずまだまだ復旧までには時間がかかるとの事だった。しかし来年開催予定の中部ブロック会議は石川県主催で行い中部ブロックのメンバー多数で参加し盛り上げようという話でまとまった。その後中部ブロック大会の名物である「部員交流会」を開催した。これは各県がそれぞれ別れる形で6人~7人のテーブルに座り御来賓の方にもテーブルについてもらい、各々が自慢の菓子を一品持ち寄り、作り手の想いや販売方法、改良したい点を述べて意見を交換した。その後はお店、個人の近況報告やSNSの利用状況や個々が抱える悩みなど同業で年齢も近い青年部員では意見交換の場になり時間も忘れて盛り上がった。

鵜飼を楽しむ参加者

 懇親会後のエクスカーションでは岐阜長良川鵜飼を楽しんだ。初めて鵜飼に参加される方も多く船頭さんからの鵜飼の歴史を聞き、夜が暮れてくると篝火に照らされた幻想的な水面に鵜匠が巧みに鵜を操り鮎を獲る姿を楽しみ、中部ブロック岐阜大会が閉幕した。

 岐阜県菓子工業組合青年部部長・坂井田裕高(御菓子所吉野屋)

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