青年部中部ブロック岐阜大会
各県の事業を報告
第12回全国菓子工業組合連合会青年部・中部ブロック岐阜大会は、7月23日、長良川温泉十八楼で開催され、約50名が参加した。全菓連からは、平山副理事長、青年部竹本部長、事務局が参加した。
大会では、式典前に㈱ツバメヤ岡田さや加氏と(名)山本佐太郎商店山本慎一郎氏による記念講演会「岐阜発!新しい価値の創造~ブランディングとチャレンジ~」が行われた(以後掲載)。その後、開会に先立ち能登半島地震で亡くなられた方々への黙禱が行われ、開会宣言、愛の菓子斉唱、全菓連青年部綱領唱和があり、竹内ブロック長より「私は今年で49歳になりますが、初め入った時は36歳位で、その時は威勢の良い先輩方が居て、派手に開催していました。そこでいろんな経験をして、今ここに立たせてもらっています。大会参加の最初の頃は訳がわからず、年に一回皆さんと膝を突き合わせて、エクスカーションや様々な人の話を聞いたり、情報交換を行っていました。大会を開催することにより、その県内での結束が強まります。参加者はおもてなしされているけど、おもてなしをする方が勉強になります。決して大会や会議は無駄なことではなく、本当に意義のあることだと思います。また、あの人が頑張っているのだから俺も頑張ろうとか、ちょっとしたヒントが商売やご家庭やプライベートに役に立つものと思います」と開会の挨拶があった。
続いて来賓紹介、来賓挨拶、各県事業報告があった。
〇愛知県 百貨店での催事販売、メーカーを講師にした勉強会、釣り、ゴルフ、プロ野球観戦、旅行、名古屋市の魅力を伝えるやっとかめ文化祭参加、市内の小中学生を対象とした夢の和菓子コンテストの開催。
〇石川県 定時総会、全国和菓子甲子園ブロック選考会・決勝戦、中部ブロック会議、中小企業青年会の総会・研修会参加、役員会、百万石菓子百工展、農菓プロジェクト会議を開催。
〇岐阜県 全国和菓子甲子園の出場チームへの支援・作品販売の機会提供・決勝戦参加。岐阜おやつマルシェ、ブロック大会の開催。
〇静岡県 静岡お茶まつり・販売会、総会、静岡駅にて一茶販売会、全国和菓子甲子園選考会・決勝戦参加、ブロック会議、障碍者施設慰問、春季例会、役員会開催。
〇福井県 役員会、総会、高校への全国和菓子甲子園応募案内、全国和菓子甲子園予選・決勝戦参加、BBQ大交流会、菓子講習会、研修旅行、福井幸せもちもち満腹祭、全菓連青年部経営勉強会の開催。
〇三重県 菓子作り講習会、石川県震災避難所への菓子送付、全国和菓子甲子園決勝戦参加、懇親会の開催。
続いて、全国和菓子甲子園鬼頭実行委員長より「今回のタイトルは日本の酪農です、バターを作ると脱脂粉乳ができて、その脱脂粉乳をいかに利用するのかが、我々食品業界の課題であります。これを高校生たちの柔軟な頭で和菓子として制作してもらうのと、来年北海道で菓子博がありのでそれに因んで、テーマを決めました。また、開催目的は皆さんとブロック会などで集まれる仲間を増やすこともありますし、高校生に和菓子のことをよく知ってもらって、将来我々の仲間になってもらうというのもあります。今後大会報告書を仕上げ、応募された学校へ送付します。最近では、竹内ブロック長がインスタグラムに投稿しています。全国和菓子甲子園はどのブロックの皆さんも参加できますので、ぜひご参加ください」と報告された。
次に、部員交流会としてテーブルごとに各自が持参した菓子についてテーブルディスカッションを行い、岐阜県菓子工業組合藤吉副理事長より総評があり閉会となった。