増粘多糖類を使用した冷凍菓子講習会
去る10月17日(木)に財団法人日本豆類基金協会の助成金を利用した講習会を、新潟市のいくとぴあ食花で開催しました。組合が主催する講習会はここ何年間行っておらず、本当に久々の開催となりました。
9月2日(月)から定員35名で募集を開始しましたが、組合員皆様の関心が高く募集から僅か2週間足らずの13日(金)で定員に達するという状況となりました。
会場の関係でこれ以上参加人員は増やせないという事で、その後参加申込があった方々は泣く泣くお断りしました。
さて、講習会の内容ですが、今回は伊那食品工業株式会社にご協力いただき講師に開発本部研究開発部・商品開発室の倉内達弘様を迎え、補助員として長野営業所所長伊藤勉様、同営業所次長菅沼隆能様、同営業所青木由奈様を派遣してもらい、下記の内容で実施いたしました。今回は和洋菓子共に現在主流の冷凍商品をテーマ
にしたものです。
10時~12時 講習会準備、12時30分 受付開始、13時 講習会開始、16時 講習会終了
講習品目
1・葛氷菓、2・凍らせて食べる抹茶どら焼き、3・温めて食べるチョコどら焼き、4・冷凍ふわふわ大福、5・ピスタチオのクリーム、6・2層羊羹、7・グミ琥珀
今回は特別に一文字を利用して会場で直接どら焼きの皮を焼く作業を行いましたが、皮を焼く直前に火を入れる予定が結構前に火を入れたため熱くなり過ぎ、皮が一文字にへばりつくというハプニングもありました。
今回は講習品目のすべてに試食品を用意していただいた事から、実際に見て食べる事が出来、皆さんテーブル毎で意見を交換すると共に講師の方に都度質問をしたりしていました。また、その場で作られた物も各テーブルに回して試食出来て良かったと思います。
今回このような講習会を開催し、今後も組合員の皆様に何が必要か喜んでもらえるにはどうしたらいいのかを強く感じる共に、今回のような講習会を定期的に開催し、継続して行かなければと改めて思いました。
新潟県菓子工業組合専務理事・古川雅英