滋賀県レポートの投稿
記念に残る「令和6年度近江神宮献菓献煎茶祭」
第38代天智天皇を祀られる近江神宮で、本年も近江神宮献菓献煎茶祭が6月23日に祭行されました。天智天皇が国見の際に地元の民から献上された郁子(むべ)の実を食べたという逸話と、郁子の実を加工したものが郁子粮「ういろう」の起源になったという言い伝えに基づいて、全国からの銘菓と滋賀県内の茶園から新茶が奉納され献菓献煎茶祭が祭行されてきました。
毎年、献菓使には近江神宮献菓奉賛会会長の滋賀県菓子工業組合理事長が奉仕し、滋賀県菓子工業組合、滋賀二六会、大阪生菓子協同組合、大阪二六会、京都府生菓子協同組合、名古屋名和会から各1名献菓使を奉仕いただき、2名の采女は滋賀県菓子工業組合が務める形で進められております。
滋賀県菓子工業組合では菓祖神奉賛会事業の一環として、献菓使・采女をご奉仕いただける方を組合員に対して募集しております。本年は、組合理事の小倉達也氏、采女には杉野副理事長のご家族の坪田あかり氏、杉野裕子氏にご奉仕頂く事となりました。
ところが、一身上の都合で近江神宮献菓奉賛会会長の竹内晴久理事長が奉仕できなくなり、杉野副理事長に変更になりました。
令和6年度の近江神宮献菓献煎茶祭は献菓使に「杉野善彦」副理事長、采女には杉野副理事長の娘さんの「杉野裕子」氏とお孫さんの「西野あかり」氏と三世代がご奉仕いただき記念に残る神事となりました。小雨が降るあいにくの天気となりましたが、直会では近江神宮名物「鳥すき」でご家族楽しい時間を過ごされたのではないかと思います。
滋賀県菓子工業組合・田尾事務局