業界関連情報青年部/お知らせ・活動報告

第10回全菓連青年部 関東・甲信越ブロック東京大会

青年部関東甲信越ブロック大会

 第10回全国菓子工業組合連合会青年部関東・甲信越ブロック東京大会は、3月1日、台東区・上野精養軒で開催され、約30名が参加した。全菓連からは、齋藤副理事長、岡本青年部長、全菓連事務局が参加した。

 大会に先立ち、関東・甲信越ブロック青年部代表者会議が行われた。大会では、生田ブロック長より「昨日全国大会がつつがなく終了しました。2年前、ブロック長に就任し、全国の方々と接する機会があり、特に全国和菓子甲子園では、高校の先生や生徒の菓子に向ける思いという部分で勉強になりました。和菓子、洋菓子、食玩、その他、皆様作っている物は違いますが、良いものを高めあう事がどれだけ素晴らしいかという所を、ブロック長になり学ばせて頂きました。地元で剣道を教えていますが、その子供達へ万理一空という言葉を言っています。一つを極めても世界は一つの空の下にある。努力することは大切ですが、他に極めている方々もいますので、その方と話し合いしたり、技術を学んだりする素晴らしさを次のブロック長へ伝えてきたいと思います」と挨拶した。

 全菓連青年部岡本部長は「私自身は、当初青年部活動や組合活動は本当に必要なのかと懐疑的に思っていました。それが変わったのは2017年に開催したお伊勢さん菓子博を期に三重県の理事と兼任で三重県青年部の副部長を拝命し、協力したところから始まりました。開催前は大変でした。個々の出来る仕事の量は限られていますので、何かの集まりで交流を深めながら自分のいる立ち位置を見出していく事が、組合や青年部であると思います。2025年に旭川市で菓子博が行われる予定です。お伊勢さん菓子博では、お菓子を配るというセレモニーを行いました。中部ブロックではパフェを販売しました。また異業種の方々とご縁があり、その方々から『うちの組合は青年部がないのでうらやましい』と言われることがあります。お菓子屋は減っていますが、消費が半分以下になることはまずないので、どこかでお菓子が売れる状況はあると思います。その中で活動できる青年部がある事が大事と思います」と挨拶された。

 その後、全菓連齋藤副理事長、東京都菓子工業組合江川理事長より祝辞があった。次に、来賓・全菓連青年部役員紹介、各都県青年部紹介と活動報告、次期ブロック長として栃木県菓子づくり研究会齋藤会長の就任発表、次回ブロック大会開催県の山梨県菓子工業組合青年部保坂部長より挨拶があった。大会終了後は懇親会が開催された。

業界関連情報のサブカテゴリ一覧

業界関連情報:青年部/お知らせ・活動報告の過去投稿一覧