第11回全菓連青年部近畿ブロック大会滋賀大会
第11回全国菓子工業組合連合会青年部近畿ブロック大会滋賀大会は、7月10日、近江八幡市・ホテルニューオウミで開催され約60名が参加した。全菓連からは、野村副理事長、竹本青年部長、全菓連事務局が参加した。
大会は、滋賀県菓子工業組合青年部河﨑部長による開会の辞、青年部綱領唱和、愛の菓子斉唱の後、竹本近畿ブロック長より「4年ぶりになるリアルな近畿ブロック大会の開催が出来てほっとしています。これから世界経済が活発に動き始めると思っています。経済が動くということは、お金が動くということです。お金が動くということは、人が動きます。人が動くということは、お菓子も動くと思います。その中で、ようやく私たちが作るお菓子が世界中に笑顔と幸せを届けていけることと信じています」と挨拶があった。次に総会の議事が行われた。議事では、山本統括幹事より令和3~4年事業報告、小柄事務局長より令和3年~4年会計報告、松田監事より会計監査報告があり、承認された。役員改正では、今期の近畿ブロック長に御菓子司吉乃屋松原の中西信治氏が就任するほか、役員について報告があり承認された。中西新ブロック長より事業計画が、谷川新事務局長より令和5~6年度予算案の説明があり、承認された。
次に来賓紹介、全菓連野村副理事長より祝辞があり、青年部竹本部長より「2025年は大きな節目の年になると思います。菓子業界においては旭川菓子博、滋賀県では滋賀国体、日本全国としては大阪関西万博という大きなイベントが開催されます。多くの方々が世界中から来られる中で、菓子業界としても腕の見せ所と思っています。あと1年半ありますので、この間に改めて今のままの我々の菓子作りも良いのかを自問自答しながらさらに新たな商品、新たな文化、既存のお菓子もブラッシュアップをして、これが日本のお菓子だという事を世界中にアピールしていきたいと思っています。そのために全菓連青年部としては、コロナ禍においても、研鑽は欠かさず行っていたと思いますが、さらにもう一歩二歩踏み込んでこの菓子文化を継承していく機会を創出していきたいと思います。菓子作りのみならず、菓子屋の経営、数字の管理、そう言ったことも皆で共有して2025年を迎えられればと思っています。そのためにも、今日の会はそのキックオフという位置付けになればと思います」と挨拶があった。その後、松田監事より監事講評が行われた。
次に㈱たねや代表取締役社長山本昌仁氏による記念講演(以後掲載)の後、第13期近畿ブロック役員紹介、閉会の辞、記念撮影があった。会場内では関連協賛業者展示会が行われ、会場を変え懇親会に移った。