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第11回 全菓連青年部 関東・甲信越ブロック山梨大会

全菓連青年部・齋藤ブロック長

 第11回全国菓子工業組合連合会青年部関東・甲信越ブロック山梨大会は、2月26日、甲府市・シャトレーゼホテル談露館で開催され、約30名が参加した。全菓連からは、齋藤副理事長、竹本青年部長、全菓連事務局が参加した。

 大会に先立ち、関東・甲信越ブロック青年部代表者会議が行われた。齋藤ブロック長より「昨年4月よりブロック長として、本格的に活動しています。山梨県の皆様には、今回の大会開催に関して多大なるご尽力いただき感謝しております。参加された皆様には、山梨の魅力、山梨の菓子、そういったものを存分に体感、体験していただきたいと思います」と挨拶の後、全菓連青年部竹本部長より「本年は元日の能登半島地震など、波乱の年明けがあった2024年ですが、経済はインバウンドや、コロナが明けてかなり盛り上がりを示しています。人が来られるということは、我々のお菓子も、人とともに動きます。お土産として、日本のお菓子は評価が高いと聞いており、世界中に飛び回っていると思います。売上がコロナの時を考えると、回復傾向あるいはそれ以上という皆さんもおられると聞いております。また、足元では、原料の高騰や人材不足など様々な問題があり、なかなか価格転稼ができないとか、上手くいかなくなってきたなど、問題もあると思います。改めてこの全菓連青年部は何のためにあるのかを考えている内に、みなさん経営をされている方々の集まりだと思い、経営の勉強を改めて一緒に学び高め合う場と考え、先週に全菓連青年部として第1回目の経営勉強会を実施しました。主にオンライン開催で、まだまだ初回ということもあり、周知しきれないままに開催となりました。ご存じなかった方には大変申し訳ありません。今後も、6月に第2回目、秋に第3回目、年明けにモバックショウ初日に行われる青年部全国大会に第4回目という予定で、継続的にいろんな方の講演を聞き、ディスカッションをして、みんなで経営を学ぶことを行います。是非、参加いただいて、場合によっては、講師として教えていただければと思っております。最後に、継続事業として全国和菓子甲子園を行っております。今年は8月21日、大阪で開催をいたします。今後、東京と大阪で交互の開催ができれば、より幅広い高校生の方に、お菓子を楽しみ、より興味を持っていただく、きっかけになると思います」と挨拶後、全菓連齋藤副理事長と、山梨県菓子工業組合内田理事長より祝辞があった。

 次に、次回ブロック大会の栃木県開催の発表並びに開催県の齋藤会長より挨拶があった。

○栃木県
 コロナ禍のため、昨年8月の末に総会を開催した。青年部としての個別の活動は本年から本格的スタートする。それまでは、親会の勉強会や、全国和菓子甲子園への参加が主な活動であった。本年からは従来の活動である菓子作りの研究会と経営の勉強会を行う予定である。

○茨城県
 洋菓子、パン、和菓子と応用の利く技術講習会を10月に開催した。親会と合同で、年に4回県立高校へ外部講師として組合員の派遣をしており、1月は青年部の方が講師として訪問した。2月は、トレハロースの㈱林原による糖の勉強会を開催した。5月に第9回目のスイートフェアを県庁のフロアで開催を予定している。

○千葉県
 和菓子技能士会と合同で技術講習会を2回行った。1回目は千葉の菓匠京山の佐々木先生に上生菓子の実演を、2回目は北海道函館の和創菓ひとひらの吉田先生に即使えるお菓子、即販売できるお菓子の講習を行った。青年部独自としては、ラッピング講習を開催し、主にのし紙、かけ紙について受講した他、インボイスについての講習会に参加した。次年度はSNSを使った販売促進の講習会とディスカッションを予定している。その他、総会や懇親会を行う。

○長野県
 2月に総会、懇親会を2回、インボイスの勉強会を開催した。夏に小学生の宿題に活かせる、子どもでもできるフルーツ大福の講習を行い、子供と親御さんで70名ほど参加された。11月に福岡へ研修旅行に行き、福岡の食文化、お菓子を勉強した。来年度もお菓子教室や勉強会など企画があり、青年部として参加する予定である。

○新潟県
 一昨年の12月から2023年1月まで、花よりだんごという、県内のお菓子屋のスタンプラリーを行った他、総会と懇親会を開催した。今年は、勉強会と懇親会を予定している。

○山梨県
 去年3月の青年部関東・甲信越ブロック大会に参加した。親会の中で行われる研究会に参加した。メンバーは少ないが、今回の大会を通じてメンバーの絆が深まり、今後、いろいろなイベント等を進めて行く予定である。

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