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第25回 全菓連青年部 九州ブロック熊本大会

青年部九州ブロック熊本大会

 第69回菓業青年会九州ブロック熊本大会・第25回全国菓子工業組合連合会青年部九州ブロック熊本大会は、6月14日、ホテル日航熊本で開催され約70名が参加した。全菓連からは、堤副理事長、青年部竹本部長、事務局が参加した。

大会旗伝達式

 大会では、開会の辞、国歌斉唱、物故会員追悼、大会綱領唱和、菓業青年会村田博文九州ブロック会長より「コロナも明けましたが、我々を取り巻く菓子業界は難しい時代が来ました。人の問題や、いろんなものが本当に切実と毎日押し寄せてきている感じです。年に1回、九州のみんなが集まり、親睦と自分の経営、業界の先を見据えて、懇親会、二次会で話をして盛り上がればと思います」と挨拶の後、来賓紹介、来賓祝辞があった。次に、全菓連青年部竹本部長より「去年よりこの立場で、各地のブロック大会へお邪魔をしております。その中でも九州ブロックは、九州は一つという、一致団結感に感銘を受けました。今熊本は非常に盛り上がっていますが、海外の方々を通りすがりに多く見かけました。私が住んでるのは大阪ですが、インバウンドの観光客が増えております。増えすぎていろいろと問題もあります。ますますこれから円安の影響もあり、日本に観光に行きたい、旅行に行きたい、住みたい国として、非常に憧れを持たれているということは、良いことと思います。その中で、我々はお菓子屋として、海外の方々の期待に応えられるような、各地域の名産品と呼ばれるようなお菓子を守っていかなければならないと思います。あるいは、色々なキャラクターとのコラボや、地域性を強く出すこと、世界的に何か知られた映画だったり、音楽だったり、本当にいろんなものとコラボができる可能性は、お菓子にあると思っております。私どもも、最近本当にコラボ案件が仕事でも増えておりますし、実際そういった商品を作ると非常に良く売れることもあります。益々これから増える海外の方々、もちろん国内のお客様は大事ですけれども、海外にももっともっと目を向けて、この若い力を持って、日本のお菓子全体を盛り上げていけたらと思っております。そのためにも、情報交換や、結束が何より大切と思っております」と挨拶があった。次に前回福岡大会高木雄三会長挨拶、参加菓業青年会の紹介があった。

 本会議終了後には懇親会が開かれ、熊本菓青会より次回開催県の長崎菓青会への大会旗伝達式が行われた。

伊藤ブロック長

 勉強会では、㈱クインビーガーデンよりメキシコで栽培しているリュウゼツラン(ブルーアガベ)から作られる天然甘味料のアガベシロップについて、ツキオカフィルム製薬㈱より真空窯の中で純金を原子状にし、999.9‰の高品位の純度を形成する食用金箔について、伊藤忠食糧㈱より規格外品のバナナを使用したもったいないバナナプロジェクトについて、群馬製粉㈱よりお米についての解説と米粉製品の用途や種類について、オリナスパック㈱より個包装などの印刷の仕組みや小ロットでも作成できる取り組みについて、中日本氷糖㈱より氷砂糖を使った餡についての試食を、㈲大倉菓機より自社工場で製作している様々な製菓機械の他手焼きの3倍の生産力があるローターリー式どら焼き機について、㈱明治フードマテリアよりフラクトオリゴ糖の特色や使用するメリット・デメリットなどの説明があった。

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