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フランスの老舗宝飾ブランドとのコラボ

きせつのさがしもの

コラボ限定商品

 北陸の冬の風情を干菓子に映した銘菓「薄氷」を江戸時代中期から作り続ける薄氷本舗五郎丸屋(富山県小矢部市)は、フランスの老舗ジュエリーブランド「CHAUMET(ショーメ)」とコラボレーション限定商品を手がけた。

 球体の透明な琥珀糖にガラス細工のような繊細な模様を施した「きせつのさがしもの」を宝石らしい色合いにアレンジした。先の第28回全国菓子大博覧会(北海道)一般菓子部門において名誉総裁賞を受賞した「きせつのさがしもの」は、ガラス造形作家・山本真衣(東京都)の江戸切子作品から着想を得た琥珀糖。従来の琥珀糖は表面を再結晶させているが、本商品はあえて結晶化させずガラス作品のような透明感が特徴で、お客様のもとで時間とともに表面の再結晶化が進み、すりガラスのように白くなっていく変化も楽しんで頂く和菓子。淡く繊細な色合いは様々なカクテルによって表現されており、光の屈折により見る角度によって表情が宝石のようにきらきらと変化する。

きせつのさがしもの

 ショーメは1780年にパリで創業し、ナポレオンの妻・ジョセフィーヌ皇后の御用達のジュエリーブランドと知られ、パリオリンピックのメダルデザインも手がけている。今年4月下旬に東京で「色彩の芸術」をテーマにしたハイジュエリーイベントの開催に合わせて昨年末に、イベント限定の「きせつのさがしもの」の開発を五郎丸屋に依頼した。ショーメの社員の間では「宝石のような幻のお菓子」として話題になっており、コラボの提案につながった。

 同商品は宝石をイメージしたテーマカラーをもとに9種類のカクテルを使用したオリジナル商品で、4月のイベントで来場者に贈られた。

 富山県菓子工業組合理事長・渡邉克明

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