マイスター派遣
和・洋菓子づくりを指導

島根県菓子工業組合の年間事業の一つとしてマイスター派遣による、和菓子・洋菓子の菓子づくりがあります。職業能力開発協会にマイスター登録をした職人の方々に、小学校・中学校・高校に出向いてもらい菓子づくりの指導をお願いしております。昨年度は47回開催しました。
島根県は東西長い県なので、マイスターの方々は西へ東へと大忙しです。年々、先生の移動により新しい赴任先で要請され又、PTA活動でも口コミ等で派遣要請が多くなり、参加者は職人の方が実際毎日使う道具を間近で見ることも、実際に手にする機会が無いので、最初は戸惑っているようですが、作っているうちに講師の話を真剣に聞いて、初めて手にする道具で器用に作業をしています。
また、食文化コースの高校生が将来の仕事としての実技指導・文化祭に出店するための商品開発や松江のお菓子を知る勉強の一環としての授業など、目的は様々ですがマイスターの人数が少ない為に皆さんは日々大忙しです。お菓子の作り方だけではなく、特に高校での授業では、将来の職業として物づくりという選択肢があるというような話をして大変喜ばれています。

職人の方々はマイスター派遣以外にも一般の菓子づくり・菓子技術専門と掛け持ちでお願いしている状態です。ある学校では生徒達に好評だったのでマイスター制度を使わない指導要請があるようです。将来職人を目指している生徒もいるようですので、指導するにあたりマイスターの方々もお菓子の原材料勉強やお菓子が日本に伝来してきて、今の様な形のお菓子になった歴史の勉強をしています。
また、事前に生徒からの質問のなかに、何故菓子職人になったのかという質問が多いので、自分の経験談の話をしたりしています。指導をするにあたり生徒の要望とか年齢にあったお菓子の研究をしています。授業を通して和・洋菓子に興味を持ってもらえると良いと思います。
島根県菓子工業組合事務局・高島佐枝子
全国菓子工業組合連合会