「おやつもなか」発売だモン
くまモンおやつプロジェクト
熊本県では、県産農林水産物を使用した「おやつ」を提供し県内の子どもたちの食育や、消費拡大、地産地消などを進めることを目指した「くまモンおやつプロジェクト」を推進しています。
放課後児童クラブ(学童保育)の子供たちに、スナック菓子ではない「熊本素材のやさしいおやつ」「手作りの温かさが伝わるおやつ」「季節を感じるおやつ」など熊本の自然と食を感じてもらう取り組みです。
熊本県菓子工業組合では、この「くまモンおやつプロジェクト」に賛同し、くまモンをかたどった「おやつもなか」を開発しました。
組合で、県産もち米を使った共通のもなか皮を作り、それに各店オリジナルの熊本県産素材を使った、和風・洋風いろいろな中身を詰めて仕上げるというもので、平成25年12月20日より発売を開始しました。
この取り組みを地元県民の皆様に伝えるべく、平成26年1月28日にホテル日航熊本にて、発表&試食会を行いました。
会場には、熊本県の小野副知事はじめ、人気のくまモンもかけつけ、熊本のテレビ、新聞社等マスコミもたくさん取材に訪れ、関心の高さがうかがえました。
会場には各店が持ち寄った約20種類の最中が並べられ、副知事やくまモン、そして招待した小学生や先生方に試食をして頂き、子供達にはお土産にしました。
この取り組みには組合員48社が参加し、自店のみならず、各地物産館やホテル、空港などにも徐々に広がりつつあります。
最中の中身は、それぞれ組合員の得意な技術により、小豆餡や芋餡の和風なものから、小豆入りの生クリーム、イチゴ、生チョコ、パフチョコ、フロランタン(ナッツ等をおキャラメルでコーティングしたもの)、ギモーヴ(フランス菓子のマシュマロのようなもの)などの洋風なものまで、独自性とバリエーションに富んでいます。
おやつもなかの皮の販売は、熊本県菓子工業組合員限定になっておりますので、これを機会に組合員に加入された会社もありました。
まだ試行錯誤の過程にあり、販売に至っていないお店もありますが、今後足並みをそろえ、ますます広がっていく事を期待しています。
熊本県菓子工業組合事務局・野田尚美